2014年5月23日金曜日
今右衛門窯 錦梅牡丹絵 酒器 買取
近年の今右衛門窯に見られる、薄緑色を感じさせる釉薬、
繊細かつ、精緻な絵付け、
美しい赤のグラデーション
いいですね~
お売りいただきありがとうございました。
>> 有田焼買取 肥前屋質店
H60507_9
ラベル:
今右衛門窯
2014年5月10日土曜日
中村清六作 白磁壺 共箱 買取
有田焼の名工
ロクロの名手
佐賀県重要無形文化財保持者であった、中村清六先生の壺
装飾のない白磁で、凛とした品格を漂わせているのは、
微妙なカーブをロクロでコントロールされているので、
その緊張感が伝わってくるのだろうと思います。
お売りいただきありがとうございました。
>> 中村清六先生の作品 買取いたします。
2014年5月8日木曜日
有田焼の赤
一方は、今右衛門窯の赤
もう一方は、有田焼として購入されたという 鯉の置物の赤
同じ赤でも全然違いますね。
同じ赤でも、背景にあるものが全然違い、今右衛門の赤はべんがらを材料とする、有田の伝統的な絵の具の製造方法で、出来上がるまでに時間がすごーくかかっており、
一方は、おそらくですが化学的に製造されたものだと思います。
有田焼を見慣れていると、今右衛門のこの赤には非常に奥行きと繊細さを感じ落ち着くのですが、
もう一方のこちらの鯉の赤は、見ていると胸がざわざわしてきます。
有田焼と名乗らずに、単なる置物であれば別に問題はないと思いますが、
有田焼というのであれば、有田焼の定義とは何か?等、いろんなことを考えてしまいます・・・
似たようなものなので、気にしすぎ
という、ご意見の方が多いと思いますが、
沢山見ていると、この一見微妙な差が、ものすごい違いとなって見えるようになってしまいます。
なろうとしてなるのではなく、なってしまうといった方がいいのだろうとは思いますね。
有名な窯だから値段も高いというのではなく、作品の背景にある高みが高いからこそ名が知れ渡り、そこが価値になるのだろうと思います。
>> 肥前屋質店 今右衛門買取
ラベル:
今右衛門窯
鍋島 御庭焼 市川光春作 鉢、皿 買取
伊万里 大川内の名門窯元 鍋島御庭焼 市川光春さんの作品
昭和中期の頃のものは、銘が手描きでないものが多いのですが、
こちらは、銘が手描きです。
今右衛門家が色絵担当のルーツとし、大川内の方々は染付や成型担当のDNAがあります。
その中でも、御庭焼は、鍋島藩御用窯としての歴史があり名門です。
細い筆の線ですが、しっかりと強さがあるのはさすがですね。
唯一無比の正確性と言いたくなるような丁寧さですね。
お売りいただきありがとうございました。
>> 有田焼買取 肥前屋質店
2014年5月1日木曜日
皇室が愛した有田「辻家 謹製の器」展 2014年5月22日~25日 @アクロス福岡
有田焼の伝統を引き継ぐ名家というと、今右衛門の今泉家、柿右衛門の酒井田家、
で、この両家は、有田焼ファンではない方でもよく耳にされると思います。
有田焼には、今右衛門、柿右衛門にも劣らない、歴史と経歴のある窯がありまして…
それが、辻精磁の辻家です。 当主の方は代々「辻常陸」を、名乗られ、現在十五代です。
今右衛門が、鍋島の伝統を受け継ぐ窯で(本来は赤絵担当)、鍋島とはつまり、将軍家等、つまり武家に献上するための品々であったので、線やデザインに「骨」があるというのがその本質だとするならば、
辻家は、江戸時代から天皇家に品々を納めていたので、武家ではなく公家、つまり辻精磁の品々には、「華」があり、鍋島様式、柿右衛門様式とは違った、雅な品格があります。
そんな有田の名門、辻家の品々を見ることができる展示会が福岡で行われます。
皇室が愛した有田「辻家 謹製の器」展
会期:2014年5月22日(木)~25日(日)
場所:アクロス福岡 2階 交流ギャラリー(入場無料)
イベント:
【記念講演】5月22日(木)14時~15時 会場内
佐賀県立九州陶磁文化館 館長 鈴田由紀夫氏
「有田焼400年の歴史と辻家の名陶を語る」
5月24日(土)、25日(日)両日とも14時~14時30分
「辻家秘伝の極真焼」の披露と当主 十五代 辻常陸による解説
こういう会は、よくあってそうで実はほとんど行われていませんので、陶磁器全般に興味がある方、有田焼を知りたい方、辻精磁の品々に興味がある方、この機会に是非是非!
>> 有田焼買取 肥前屋質店
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